カイロプラクティックのアイデンティティ
実習が始まったころ、患者さんをケアしている時に何度も頭に浮かぶことがあった。
「あれ、これ今なにやってんだろう」って。
マッサージ、リハビリ、指圧、いったい何を学びにここににきて、今何をしてるんだろうって。
カイロってなんだったんだっけ って。
そんな悩みを、先輩の先生にうちあけると、こういってくださった。
「一言ではいえない、すごくいろんなことが言える、でも結論はわからないってことになると思う」
「日々の治療の中、常に考えて、常に答えを出し続けないといけない事柄だよ、それは」
「いつか正解がでるかもしれないけど、常に考えつづけることが大切な事柄なのかもしれないね」
長く臨床をされてる先生に言ってもらえて、少し肩の力は抜けた気がした。
正解でないけど、今の自分の、「カイロって何するの」はこれ
①主にアジャストメントを使用し、Ptに自身の体が変化する可能性を提示する
②その時Ptに必要な変化とそのプランを提示し、同意する。
③プランを実行、管理をする。
主にアジャストメント、ってところを除けば、施術一般に適用できるし、
主にアジャストメント、ってところにカイロ特色がでていて、良いと思ってる。
今は、これを念頭において、実習で患者さんに接したり、技術の勉強をしている。
じゃあ、アジャストってなんなんだろうってことになるんだけど、それはまた。