卒業研究奇 黎明編

2016年9月。最終学年も2学期を向かえ具体的になにをやるか決める必要があった。

自分なりに決めた方針は以下。

  1. 仮説を統計的に検証するような研究はしない。
  2. でもせっかくなので、少し「カシコげ」な雰囲気は醸したい。

ということで、一年の時に拝見した当時の卒業生の方の発表が印象的(たしかアジャストメントの前のセットアップ(ロック)の力学的解析かなにかだったような)だったので、カイロプラクティックの手技の物理学的計測はいいんじゃないかと考えた。

 

これなら、、元IT開発者の知識を生かして、定性的な手技の世界を定量化する、ということで1、2を方針をクリアできるということで、担当教官に相談したところ、「胸椎へのアジャストメントの負荷を、施術者バリエーションをつければ体格で差がでたりして面白いんじゃない」とのお言葉もあり、早速決定しました。

「胸椎アジャストメントの物理学的負荷の計測とその評価」 

にきまりました。(続)